日本選手権報告(2021年 宮崎)
2021年10月23日(土)宮崎にて、日本トライアスロン選手権大会が開催され、当協会所属の佐藤謙太郎選手が出場しました。以下、佐藤選手のレポ-トです。
まず始めに、日本選手権への応援やメッセージをいただき本当にありがとうございました。今回の日本選手権は自分の中でもかなり不安が出場するかも悩んでいました。しかし、たくさんの方からの応援一つ一つが自分を後押ししてくれ、8度目の日本選手権もどうにかゴールまでたどりつくことができました。
レース当日は強風のため波が高く、いつもよりハードなレースとなりました。ややスタートで出遅れましたが、イメージ通りスイムのスタート直後から、集団の中に入り第1~第3ブイまでは余裕を持ちながら集団の中でレースを展開していました。しかし、第3ブイを曲がったところで、右に流されてしまい、孤立してしまう形となり大きな集団からどんどんと離されてしまい、その後追いつくことができず、泳力差が出る展開となってしまいました。2年ぶりに集中して臨んだ試合ということもあり、試合感の鈍化が大きな要因だったと思います。その後のバイクについては4人の集団で展開を進めながら、どうにかLAPされずにランパートに入りました。ランニングでは練習でしっかりと距離を踏めていないこともあったのでとにかく動きが崩れないように集中して走り続けました。バイク中の補給ミスが響き、最後はエネルギーが切れてしまいましたが、最後まで諦めずゴールまで走りきることができました。
今回のレースを通じて自分がトライアスロンというスポーツに魅了されている一人だと気づかされました。来年以降完全引退も視野にいれていましたが、このレースでどんな形であれ選手を続けていく決心ができました。
また、日本選手権の舞台に帰ってこれるよう、自分にできることを丁寧に丁寧に積み重ねていき、できる限り成長をしていきたいと思います。
今後とも、応援をよろしくお願いします。